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ラノベに常識は必要か

ラノベにもちゃんとした設定が必要だと強く提唱したい!


という俺のスタンスを踏まえて、次のコメントに対して反論する。


ぶく速/ラノベの世界構築

そんな緻密過ぎて頭がパンクしそうな世界観いらねーよ

現実の常識が通じなくても別にいいだろwww
つーか常識なんてフィクションを読む上で邪魔なだけ
そういう精巧で丁寧な設定を楽しみたければラノベ読まなきゃいいじゃん

ラノベはオタク向けの本で可愛い女の子に萌えたりする為にある
設定にある程度の綻びがあった所で文句垂れんなよ
作家もそういうの書きたくて書いてんじゃねぇから
正直言って世界情勢とか社会システムとか現実だけで腹いっぱいだからw

俺なら作品を読む前に頭空っぽにして先入観を無くしてから読むぞ
[ 2012/10/05 17:21 ] 名無しの読書家 [ 編集 ]



ラノベ読む人が全員ここまでアホとは思わんけども。



フィクション作品の世界での常識というのは、現代日本の常識と異なっているというのはごく当たり前のことだし、それに異論を唱えるつもりはない。

だが、『なぜ常識が違うのか』という説明はなされるべきだと思う。


たとえば北斗の拳。あの世界では善良な市民は農作業をし、悪人がそこから奪う。警察は機能せず、主人公が悪人を大量に殺しても問題がない。その世界観は『核によって世界が荒廃し、武力・拳力(権力ではない)が支配している』という説明が頻繁にされている。直接的な文章だったり、間接的な表現だったり。


もしもこういう説明なしに主人公がいきなり悪人を拳法で殺したとしたら。悪人を殺すことに爽快感が得られたとしても、「なぜ殺しても許されるのか?」という疑問が残るだろう。

つまり、『悪人を殺しても許される世界』というのが説明されているから、違和感を覚えずに物語を受け入れることができるわけだ。



たとえば、魔法とドラゴンのファンタジー。たとえば超能力が身近な近未来。たとえば異世界からの訪問者。


現代の世界と違う世界でも、ちゃんと世界観が説明されていればすんなりと受け入れることができる。


完璧に世界観を練る必要はないし、ましてや世界観をすべて説明するわけではない。読者は世界観を知るためではなく、物語を楽しむためにフィクション作品に触れている。


だからちゃんと世界観が練られていないと「えー、これちょっとおかしいだろ」と思ってしまい、物語を楽しむことができなくなってしまう


流行りを超えてテンプレ化した『ツンデレ』だって、「ついキツい態度をとってしまう理由」が語られるから可愛いと思えるわけだ。それが語られなかったらただの暴力キャラになってしまうだろう。


そんなわけで、物語にのめりこむためには最低限の設定を作っとくべきだし、それを上手に説明するべきだと思う。たとえそれがラノベでも。


『熱い紅茶に銃を浸した程度で変形して使えなくなる』という論理を受け入れるためには、それなりの設定(その世界では銃はとても熱に弱いとか)がないとダメってことですよ。

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